しのぶvsケラ!フラッグ交流戦! その2

会話参加者:ミンミ、しのぶ、スー、ケラ

 

 

ミンミ:

では、さっそく第一回戦からいくぞ!者どもーー!!!

 

全員:

おー!

 


フラッグ戦 第一回戦!の前!

 

 

ミンミ:

さて。ここからは、両陣営の大将がいるのだから、二人に話を進めてもらおう。

スーは、俺と進行役ね。

 

スー:

はいデスねー。

 

しのぶ:

じゃ、わしからかの。

わしは、まずフラッグとして、水晶をチームに求めた。

なぜならば!水晶は直径30cm程度の球体じゃ。そして、機動力も高いのでフラッグで触られない!と思ったからじゃな。

 

ケラ:

そうそう。俺もそう思ったので、スーを初めにフラッグにしようと思った。

けど、違うよな~。

 

しのぶ:

くっ!そうじゃな。試合前にフラッグのオーダーを伝えたれたとき、そんな手がっ!?と思ったわ。

 

ケラ:

くくく。そりゃ、思いつかないほうが残念なだけだろ。

 

ミンミ:

はい。そこまで。

あとは、二人以外の話も少し。

第一試合前まで、俺とスーはあまり乗り気ではありませんでした。

 

スー:

要は二人のじゃれあいですからねー。そりゃ、ケラの歓迎会を含めているというので参加しましたけど。

 

ミンミ:

その点、レックスは話を聞いた瞬間にノリノリだったな。

 

スー:

あの作戦のために、特訓させられましたね・・・。私が、使いこなせるように。

 


 フラッグ戦 第一試合! 開始!

 

 

ミンミ:

そんな悲喜交々ありつつも。

ついに試合開始です。

審判のきき婆が、両チームの中央に立ち、白旗と赤旗を準備。

まず、しのぶチームに意識を向けてきました。

 

しのぶ:

わしら、三人は逃げも隠れもせん。すぐにうなずいて準備完了を伝えた。

水晶のやつは、「がんばるよ!」と、けなげに意思表示を浮かばせとったの。

 

ミンミ:

俺は、相手チームに興味ばかり惹かれてました。

身長15cm程度のスーをフラッグにするのならともかく、

目の前のチームは、ケラ、スー、レックスの順で並び、レックスは最大サイズの体高4mの姿。触れられたら負けのこの試合でその巨体を使うのか。どうする?

と興味津々でした。

きき婆は、こちらの確認を終え、ケラチームに確認を求めます。

 

ケラ:

ここで!

 

スー:

私たちの作戦が決行されますね!!

 


 

身長170cm程度の甲冑、体高4mのティラノサウルス。

その間には、身長15cm程度の大きなスカートの女の子。

 

 

 

三人が同時に目を見開いた!!

 

 

 

まず、レックスが急速に体を縮めながら、スーの手首に向かっていく!

 

次の瞬間!スーの手首には!

レックスが「ダイノブレス(レッド)」になって装着されていたのだ!!

 

そして、スーにケラ鎧として装着!

スーの身長に合わせた鎧になり、鉄壁の鋼鉄スカート、ドレス、兜!

ダイノブレス(レックス)を隠すような篭手!

だけど、レックスの口は外部に出ている。能力のためだろう。

 

最後にスーよりも大きな影が背後から!

スタンド!と言わんばかりの上半身のみのケラが、槍を構えてスーを守っている!


試合開始!

 

 

両チーム準備が整った。

 

きき婆が両手の旗を振り下ろす!

 

 

 

最初に突撃したのは、スー(たち)とミンミが同時だ。

しのぶは、水晶を背後に誘導するだけで、一歩も動かない。

 

ミンミのブレードでの切りつけは、ケラの槍であっさりと弾かれる。

なにくそ!と、第二の手でレックスを触ろうとすると、

レックスの口が開くのが見えて、あわてて回避。

 

レックスの口は、本来ガイドとの契約時にかけるべきである呼び出し主には攻撃できない等の制限を外してある。

レックスが本気になれば、ミンミも消せるのだ。

 

そこまではしてこないにしても、あの口を閉じたときに、何を破壊されるか、わからない。

 

たまらず、レックスの口の直線状から移動せざるおえないミンミ。

 

スー(たち)は、即座に高速飛行。

しのぶの攻撃を、すっ、とかわして、水晶にケラが触れる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というところで、水晶が消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「っ!?」」」

 

思わず振り返る三人。

ミンミの手の平に、水晶が触れている。

水晶の能力とでも言おうか。

ハートサンクチュアリの主、ミンミの呼び出しには即座に答えることができる。

 

 

 

「終わりじゃな。」

 

その隙に、しのぶが極少の光の玉になり、レックスに触れた。

 

きき婆が、しのぶチームの旗をばさっ、と掲げた。


 

ミンミ:

第一試合終了!

というわけで、一回目はわれら、しのぶチームの勝利だ!

 

しのぶ:

やったのじゃー!

レックスが、いくら小さくなろうと、わしらの奇策のほうが優れておったわけじゃな!かか!

 

ケラ:

あの時は、水晶の即座の移動を忘れていた・・・。

しのぶもミンミも、水晶のサイズと機動力くらいしか言わなかったしな。

 

スー:

しのぶさんも、あっさりと私達を水晶に近づけさせしたね。

あれで、気づくべきだったのデス。

 

しのぶ:

抵抗はしたぞ?まったく無抵抗じゃ、すぐ気づかれるしの。

にしても、あっさり終わったのう。かかか!

 

ケラ:

ぐぬぬ!

 

ミンミ:

というわけで、第一試合の模様をお伝えしました!

では、第二試合でお会いいたしましょう!

 

 

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